６月に入ると雨や曇りの日が多くなり、湿度も高い日が続きます。梅雨の到来とともに、よく街中で目にするのはアジサイです。日本ではガクアジサイ、これは球状の集散花序に4枚の萼片のみ発達したアジサイを指し、この写真のアジサイはヨーロッパで品種改良されたアジサイだと思われます。雨の日は洗濯物が乾きにくく、また何となく気持ちがどんよりしがちなのではないでしょうか。しかし、紫色や赤色の色彩鮮やかなアジサイを見ると、少し心も晴れやかになりますね。
　　さて、この長雨の時期を待っている生物は他にも！例えばカタツムリ。カタツムリはマイマイ目の陸生の巻貝の総称で、アジサイの若葉を歩いている姿を目にすることもあります。カタツムリの巻貝のほとんどが右巻きという事実は意外にも知られておりません。カタツムリの時計仕掛け！右巻きが大半の理由はぜひ、調べてみてくださいね。左巻きのカタツムリを見つけることができたなら、四葉のクローバーを見つけた時と同じくらい喜んでください。
　　雨の日も、この時期ならではの生物との出会いを楽しみましょう！