秋にひまわり？と思われた方、そうです。秋でもひまわりは咲きます！神奈川県座間市は、ひまわり畑が有名です。座間市では夏に開催されるひまわり祭りが今年はコロナウイルスの感染拡大防止を考慮し、中止となりました。夏の時期をずらし、咲いたひまわりはこの後、刈り取られ、畑の作物の肥料として利用されます。私が畑に行った際には畑の一画にしかひまわりは咲いていませんでしたが、天高くお日様に向かって力強く咲くひまわりに元気を貰いました。
　ひまわりは周りの黄色の花びらと、中心の茶色の種ができる花、２つの花で構成されています。周りの花びらは舌状花と呼ばれ、黄色い花びらと白色の子房から成ります。子房と花がありますが、めしべやおしべがないため種ができません。一方、中心の花は管状花と呼ばれ、子房の上に筒状の花びら、おしべ、めしべから成り立ちます。ここで受粉が起こり、種ができます。２種類の花が同じ植物にある、誰もが知っているお花ですがその構造に着目すると面白いものです。
　来年、畑一面黄色のひまわり畑をこの目で見れることを楽しみにしたいと思います。